LTやプレゼンはラップトップで行うのがセオリーかもしれません。ただ、ラップトップは重たかったり、かさばったり、アレなんですよね。
ガラクタだらけ。今日はラップトップなしで話します! pic.twitter.com/CflUE1LH4h
— ポキオ (@pokiiio) 2016年12月7日
なので、最近は勉強会での登壇の際は実はスマホでやってたりします。スマホでの発表で困ったことや良かったことなどをまとめておきます。
スマホから映像を出力する
スマホからの映像出力といえばMHLが有名ですが、私はSlimportという規格を使っています。
http://jp.slimportconnect.com/jp.slimportconnect.com
Slimport対応のスマホは少ないですが、MHLと違い外部からの給電が必要ないので、出先での映像出力などにはモッテコイの規格です。とはいえ、実はNexus5などのLG端末にも対応していたりして、意外と対応端末は多かったり(主にLG製端末)。
で、私が使っているのはauから発売されていたLGのG Flex(LGL23)です。
2014年に発売された端末で、OSもAndroid 4.2.2止まりだったりしますが、バッテリー容量は3500mAhとかなりの大容量。勉強会でガシガシ使っても電池切れの心配もありません。しかもSIMロック解除済み。au系のSIMでなくても使えるようにしています。
で、アダプターはこれ。eBayで買いました。
出力はHDMIとVGAの2系統。勉強会の会場の設備が、HDMIのみだったりVGAのみだったりしても楽勝で対応ができます。ただし、Neuxs4/5は、このアダプターにかぎらずVGAの出力ができないようです。その点は注意が必要です。
資料作成はGoogle Slidesで
私はこれで資料を作っています。
今までは宗教上の理由でMacのKeynoteで作成することが多かったのですが、やはりAndroidスマホでの発表はやっぱりGoogle Slidesが便利なのかなと思い、Google Slidesを使っています。スマホ上でも編集ができたり、スライドを見ながら何を話すかイメトレできたり、何かとデキる子です。
基本はデキる子なんですが、玉に瑕なポイントも・・・。
Google Slidesの専用ファイルでスライドを作って、スマホアプリ上でオフラインでも使えるようにしても、なぜかスマホがオフラインだとプレゼンテーションモードにすることができません。かと言って、スマホにSIMを刺してオフラインでない状態にすると、表示する度にスライド上のイメージをインターネットから取得しているようで、なかなかスムーズに表示ができなくなります。
そんなときは、(スマホがオンラインの状態で)スマホアプリ上でGoogle Slides形式からPowerPoint形式に変換してスマホ上に保存すればいいようです。
PowerPointは宗教上の理由であまり好きではないですが、こんな感じでスマホ上にPPTXファイルが生成されます。
でもって、オフライン環境でもこんな感じでスライドをフルスクリーンで表示することができます。
スマホでプレゼンしてみて思ったこと
第一印象としては、ちゃんと使えるということ。いまのところ、プロジェクターとの相性問題は発生していません。出力して解像度が荒くなってしまう事態にも遭遇していないので、今後もスマホでプレゼンしたいと思います。
ただ、Consの部分も上げておくと・・・
- 発表の途中で
怪しいLINEや通知が表示されないようにする必要がある。(SIMを入れないほうが良さそう) - 待ち受け画面はさっぱりさせておく。悪趣味な壁紙は避ける。
- スリープに落ちる時間を長くしたり、ロック画面でのパスワード保護を切っておく。
- 他の発表者のメモをスマホで取らなければならないので大変。(BTキーボードを使えば良いのかな)
こんな感じ。とはいえ、身軽に勉強会で発表ができるのは素晴らしいです。「プレゼン=ラップトップ」という常識を変えるべく、今後もスマホで発表していこうと思います。
というか、会社でも発表資料はすべてLTっぽくしたいな・・・。発表時間5分で質疑応答なし・・・なんて素晴らしいことか・・・。