私事ですが。
初心者向けのIoTハンズオン会を開催しました
コンパスさんで募集。ショートノーティスでしたが、なんとか参加者が集まり開催しました。
初めてだったので色々ありました。
内容のレベルをどのくらいに設定すれば良いのか
これは悩んだ。IoTって結構フルスタック感あって、ハードの知識・ソフトの知識・あとやる気が必要。
結局ハンズオンではハードの部分は割り切りました。
- 後述のNefry BTという開発ボードをフル活用
- ボード単体で単体でRGBのLチカができるのでそれを利用
- ハンズオン会でのはんだ付けやら配線やらをやるのは省略
ソフトも、さすがにその場でフルスクラッチでコードを書かせるのはアレだったので、ちょっと工夫しました。
- 最終成果物のコードを要素ごとに分割して、1つずつ説明しながらコーディング
- すべてコーディングするわけではなく、未完成のコードを渡して穴埋め方式にした(一部フルスクラッチでコーディング)
- 穴埋めしてるそばで、分からない人向けにメインのスクリーンではライブコーディング
割り切る部分は割り切って、なんとか時間一杯の1.5時間に収めました。
資料をどう作れば良いのか
いままでLTというフィールドでしか戦ってこなかったので、どんなに恥をかいても5分耐えるだけでした。資料も25-30枚くらい用意して、10秒位で次のスライドへと遷移していくような、かなり忙しない感じのリズム感。そんな感じのスライドで1.5時間突っ走るのは無理なので、その辺を意識して書きました。また、途中で休憩のスライドを挟んで、想定通りの進行度合いかどうかを確かめられるようにしたり、工夫しました。
材料をどこで買えば良いのか・いつ加工すれば良いのか
そもそも、このハンズオンの出発点は、ダイソーで売ってるプチ電車シリーズのサイズ感がNefry BTにピッタリだったことから始まります。
Nefry BT、ダイソーのプラレールにジャストサイズなんだが、これは… #iotlt pic.twitter.com/POVsNvwsXf
— ポキオ! (@pokiiio) 2017年8月24日
その他の材料もダイソーとセリアで買えてしまうので、工作する人にとっていい時代になったと言わざるを得ません。ただ、大量のおもちゃをダイソーで購入するのには勇気がいるということをお伝えしておきたいです。
ハンズオンに向けて電車を大量購入中@ #daiso 。めちゃくちゃ恥ずかしい(笑) https://t.co/IKcIaNzclk pic.twitter.com/X5Kc7hS0o0
— ポキオ! (@pokiiio) 2017年9月17日
ただ、この大量の車両を、予め加工する必要があったのですが。流石に子どもたちが起きてる時間帯は危ないので加工はできず、結局真夜中に加工をしてました。大きな音を立てないように、静かに加工したり、音が出るようなリューターを使った加工は、風呂場にこもって加工をしました。今考えればシュールですね。
心残りなこと
兎に角、時間内に抑えるために、色々端折ってしまったので、参加者の「やった感」が少しミニマイズされてしまったのではないかと思うと、ちょっとアレです。とはいえ、あまり本質的でないことに、ハンズオンの時間を割くのも厳しいので ・・・難しいところです。
そういう意味では、コーディングの部分は参加者のレベルに応じて、色々なオプションをもたせたほうが良かったのかなと反省。今後のハンズオンでチューニングしていきたいです。
Nefry BTはハンズオンにもってこいのボードなのでは
今回のハンズオンではNefry BTを使いましたが、これが意外と良かったのかなと思ってます。
ハンズオンのように、時間が限られているケースにおいて、
こんな良さみがある開発ボードは、まさにうってつけ。
そして、開発者のわみさんにもハンズオンに友情出演して頂けたのも、非常に心強かった。ありがとうございました!
というわけで、参加していただいた方々、サポートしていただいた方々、みなさまありがとうございました。また機会があればハンズオンを開催します。IoT(というか電子工作)の楽しさをより多くの人に伝えられるように頑張ります。