Androidのメモとか

ポキオの日記です。今日も遅延してない。

Android Things 1.0をRaspberry Piでサクッと動かしてみる

ついに1.0。

android things 1.0 raspberry pi

Android Things 1.0

developer.android.com

jp.techcrunch.com

I/Oに先立って、Android Thingsが正式リリースされました。APIがガラッと変わったりSupported Devicesが増えたり、色々変わっていますが、相変わらずRaspberry Pi 3Bで動作可能っぽいので、とりあえずチョッパヤで動作環境を準備して動かしてみます。

tl;dr

  • 何処かにイメージが置いてあって、それをDLしてSDに焼けばいいみたいな方式ではなくなった
  • コンソールにアクセスして、そこでAndroid Thingsのイメージを作成する必要がある
  • RPi 3B+純正タッチディスプレイで動作確認ができた
  • ディスプレイが上下さかさまで表示されいるのでどうにか対応したい

動作環境

この環境をそのまま使います。

relativelayout.hatenablog.com

  • RPi 3B
  • オフィシャル タッチディスプレイ
  • 専用ケース
  • Micro SD (8GB)

RPi用のイメージをダウンロードするまで

まずはコンソールにアクセス。

https://partner.android.com/things/console/

android things 1.0 raspberry pi

もろもろのAgreementsにAgreeしていきます。

android things 1.0 raspberry pi

まず、なんでもいいのでProductを登録します。SOM TypeRaspberry Pi 3を選択しておきます。

android things 1.0 raspberry pi

Productを登録できました。右上のNEWを押して、Start from scratchを選択して、Buildの設定を新規に作成します。このBuildがゆくゆくRPi用のイメージになっていきます。

android things 1.0 raspberry pi

まずはBuildの名前。テキトーです。

android things 1.0 raspberry pi

次にAndroid Thingsのバージョンを選択。現状1.0しか選択できません。

android things 1.0 raspberry pi

android things 1.0 raspberry pi

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App、Resources、Hardware Configurationは特に作ってないので、何も選択せずにNEXTをポチポチしていきます。

android things 1.0 raspberry pi

パーティションサイズもそのまま進めます。

android things 1.0 raspberry pi

これで、Buildの設定が完了しました。コンソール上の表示では、Buildの準備が始まります。

android things 1.0 raspberry pi

準備が終わると、Release向けとDebug向けのイメージがダウンロードが可能になります。

android things 1.0 raspberry pi

今回はDebug向けのイメージをダウンロードしてみます。ダウンロードをすると、イメージのダウンロードに向けて準備が始まって、しばらくして実際のイメージ(zipファイル)がダウンロードされます。

RPi用のイメージをSDに焼く

先程のZipファイルを解凍すると、imgファイルが出現します。

android things 1.0 raspberry pi

zipファイルは300MB程度だったのに、imgファイルは4GB以上・・・。まぁいいです。

android things 1.0 raspberry pi

本家Raspbianと同様に、このimgファイルをEtcherを使ってSDカードに書き込んでいきます。

いざ起動

先程作ったSDカードをRaspberry Piに挿して起動。

android things 1.0 raspberry pi

スプラッシュ画面がAndroid Thingsですね。上下さかさまで表示されています。

android things 1.0 raspberry pi

起動完了したっぽい。色々な設定やバージョン確認ができる画面が表示されました。

android things 1.0 raspberry pi

Wi-Fiの設定もGUI上で可能で、文字入力もおなじみのキーボードで入力可能です。タッチパネルもちゃんとワークしていました。

とりあえず、起動完了しました。お疲れ様でした。

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