ついに1.0。
Android Things 1.0
I/Oに先立って、Android Thingsが正式リリースされました。APIがガラッと変わったりSupported Devicesが増えたり、色々変わっていますが、相変わらずRaspberry Pi 3Bで動作可能っぽいので、とりあえずチョッパヤで動作環境を準備して動かしてみます。
tl;dr
- 何処かにイメージが置いてあって、それをDLしてSDに焼けばいいみたいな方式ではなくなった
- コンソールにアクセスして、そこでAndroid Thingsのイメージを作成する必要がある
- RPi 3B+純正タッチディスプレイで動作確認ができた
- ディスプレイが上下さかさまで表示されいるのでどうにか対応したい
動作環境
この環境をそのまま使います。
- RPi 3B
- オフィシャル タッチディスプレイ
- 専用ケース
- Micro SD (8GB)
Raspberry Pi 3 Model B V1.2 (日本製) 国内正規代理店品
- 出版社/メーカー: Raspberry Pi
- 発売日: 2016/02/29
- メディア: Tools & Hardware
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Raspberry Pi オフィシャル 7インチ タッチスクリーン ディスプレイ 7" Touchscreen Display
- 出版社/メーカー: Raspberrypi.org
- メディア: エレクトロニクス
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Raspberry Pi & 7インチ タッチスクリーン液晶用ケース(RSコンポーネンツ製)
- 出版社/メーカー: スイッチサイエンス
- メディア: その他
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RPi用のイメージをダウンロードするまで
まずはコンソールにアクセス。
https://partner.android.com/things/console/
もろもろのAgreementsにAgreeしていきます。
まず、なんでもいいのでProductを登録します。SOM Type
はRaspberry Pi 3を選択しておきます。
Productを登録できました。右上のNEWを押して、Start from scratch
を選択して、Buildの設定を新規に作成します。このBuildがゆくゆくRPi用のイメージになっていきます。
まずはBuildの名前。テキトーです。
次にAndroid Thingsのバージョンを選択。現状1.0しか選択できません。
App、Resources、Hardware Configurationは特に作ってないので、何も選択せずにNEXT
をポチポチしていきます。
パーティションサイズもそのまま進めます。
これで、Buildの設定が完了しました。コンソール上の表示では、Buildの準備が始まります。
準備が終わると、Release向けとDebug向けのイメージがダウンロードが可能になります。
今回はDebug向けのイメージをダウンロードしてみます。ダウンロードをすると、イメージのダウンロードに向けて準備が始まって、しばらくして実際のイメージ(zipファイル)がダウンロードされます。
RPi用のイメージをSDに焼く
先程のZipファイルを解凍すると、imgファイルが出現します。
zipファイルは300MB程度だったのに、imgファイルは4GB以上・・・。まぁいいです。
本家Raspbianと同様に、このimgファイルをEtcherを使ってSDカードに書き込んでいきます。
いざ起動
先程作ったSDカードをRaspberry Piに挿して起動。
スプラッシュ画面がAndroid Thingsですね。上下さかさまで表示されています。
起動完了したっぽい。色々な設定やバージョン確認ができる画面が表示されました。
Wi-Fiの設定もGUI上で可能で、文字入力もおなじみのキーボードで入力可能です。タッチパネルもちゃんとワークしていました。
とりあえず、起動完了しました。お疲れ様でした。