お目汚し失礼します。エモ要素高めです。
禁断の深夜ラーメン
飲み会が終わり、自宅最寄り駅に着いたのですが・・・。駄目だ、と思いながらも無性にお腹が空いてしまい、ひとりで深夜にラーメンを食べることに。とはいえ、美味しいラーメン屋さんは時間帯的にすべて閉まっていたので、仕方なく駅から離れたラーメン屋さんへ向かいました。奇しくも父が以前通ってたラーメン屋さんで、私自身もかれこれ10年くらいぶりに行くお店でした。
ラーメンの味は中の上といった感じで(ごめんなさい)、特段美味しいわけではないですが、月日が経っても変わらぬ味でした。何より父がいたく気に入っていた店主もご顕在で、この方の動きは本当に無駄がなくて、見ていて清々しいとも思えるお店なのです。
父の言葉が蘇る
よく父と飲んだあとに、このラーメン屋さんに来て、父の愚痴を聞いたり、父からアドバイスのような何かを受けたりしてましたが、当時は正直、ただの「酔ったらめんどくさい人」としか思ってませんでした。
ただ、こうして社会人になって、それなりに年をとって、結婚をして、子供ができて。そういう状況になって改めて父の言葉を思い返すと、胸に突き刺さる言葉ばかりだったなと思い、ちょっと感慨深い気持ちになりました。父も業界は違えどエンジニアで(彼の名誉のために言っておくと、役員へのオファーを断って、現場一筋で働いてきた人で)、私の性格を理解した上で社会で上手に生きる術を彼なりに教えてくれていたんだと思うと、もっとちゃんと言われたとおりにしておけばよかったなと後悔することが多いわけです。
特に、父に教わったことの多くは「人との関わり方」だった気がしていて。果たして父の教えの通り生きているのかなとか思ったり、一方で社内外で多くの人のお世話になって成り立っていることを思うと、改めて感謝しかないです。
今度、父の飲みに行こうかな
私も父になり、幸せなことに息子がいます。男親と息子の関係性って、父になって改めて感じるが、結構難しいなって思うときがあったりするけど、父親としてアドバイスができる人で居たいし、「父を超えてやる!」と思ってくれるような父でありたいと心から感じました。
さてさて。これも幸せなことに、父はまだ健在なので、またアドバイスを請いに飲みに行ってみようかな。