LINE DEVELOPER DAY 2016に行ってきました
開催日時 9月29日(木) 10時開場、18時半終了予定 場所 渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホール 参加費 無料
去年に引き続きの参加となりました。今回の目玉は何と言ってもLINE NOTIFYとLINE MESSAGING APIではないでしょうか。
聞いた内容を端折ると・・・
- LINEは今年で5周年、230カ国・2億3000万人のユーザーに使われている
- LINEは先日、上場を果たした(http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL28HEH_Y6A920C1000000/)
- メッセージプラットフォームをベースとして、ゲームや音楽配信などのコンテンツプラットフォームと、決済やMVNOなどのライフインフラプラットフォームを展開している
- プラットフォームのオープン化に精力的である
LINE NOTIFYとLINE MESSAGING APIを正式リリースする
LINE NOTIFYは無料で外部サービスからLINEメッセージを送ることができる仕組み
- OAuth2とHTTPSでの通信が基本だが、パーソナルアクセストークンにも対応していて、OAuth2を実装しなくても(たとえばシェルスクリプト)からでもメッセージを送ることができる
さらに、IFTTT・マカレル・Githubにも対応し、さまざまなサービスからの通知ができる
- LINE BOTは、以前から一部の提携パートナー(ヤマトなど)で使われていた
- 今回、そのプラットフォームを一般公開(DEVELOPER TRIALという無料プランもある)、SDKも多くの言語で提供される
- LINE WEB LOGIN(ユーザー情報管理ができるプラットフォーム)や、LINE BEACON(BLEをつかったビーコンデバイス)をつかって、O2OやBOTをつかった、自社ページへのユーザー導入が強化できる
気になったポイント
- LINE NOTIFYによって、LINEがSlack的なツールとして使えるようになった
- Slackでいいじゃん、と思うかもしれないが、非Devユーザーへの通知をSlackで行うのは抵抗があるが、LINEであればそういうユーザーでも使いこなせる
- IFTTT対応により、MAKE系の工作がかなり捗る。(マイコン→IFTTT MAKER CHANNELS→LINEのような導線が)
- (たとえばマイコンで家の消費電力を図って、しきい値を超えたらIFTTT経由でLINEに通知するみたいな使い方が簡単にできるようになる)
https://business.line.me/ja/business.line.me
- LINE MESSAGING APIも一般企業からするとかなり魅力的なのかもしれない
- コールセンターをこしらえなくても、LINEから時間や場所を気にせずユーザーとのタッチポイントを設けられるのはアツい
その他
入場の管理はQRコードが使われていました。予め、参加登録とLINEアカウントを紐付けておくと、事前にユニークなQRコードが送られてきます。
コレを会場にある専用の読取機に読ませて、入場します。
入場手続きを済ませると、記念品等が窓口でもらえます。
記念品は以下の通り。
- ステッカー
- 食事代(ヒカリエで使える2000円分の商品券)
- 入場証(記念品?)
- LINE DEV DAY 2016オリジナルLINEスタンプ
- サーモタンブラー
- 木製のデスクトップオーガナイザー
- ケーブルオーガナイザー
- BLE BEACON 開発キット
資料
http://www.slideshare.net/linecorp/a-1-opening-introduction http://www.slideshare.net/linecorp/a-2-new-world-by-the-line-bot https://www.slideshare.net/linecorp/a-3-difficult-challenges-that-line-has-overcome http://www.slideshare.net/linecorp/b-1-rinna-and-rinna http://www.slideshare.net/linecorp/a-4-line-login-line-platform http://www.slideshare.net/linecorp/b-2-line-game-cloud-our-personal-ec2 http://www.slideshare.net/linecorp/a-5-security-x-line-platform http://www.slideshare.net/linecorp/b-3-line-bot-live-coding http://www.slideshare.net/linecorp/a-6-group-app-platform https://www.slideshare.net/linecorp/b-4-gravty http://www.slideshare.net/linecorp/a-7-architecture-sustaining-line-live http://www.slideshare.net/linecorp/b-5-stellitequotapply-chromium-opensource-to-line-gamequot http://www.slideshare.net/linecorp/a-8-line-group-call http://www.slideshare.net/linecorp/b-6-new-stream-processing-platformwith-apache-flink http://www.slideshare.net/linecorp/a-9-line-shop-powered-by-armeria http://www.slideshare.net/linecorp/b-7-a-true-agile-team-global-line-news-66467006 http://www.slideshare.net/linecorp/a-10-working-environment-and-culture-for-line-engineers