ダァ。
IoT初心者向けNefry BTハンズオン / 電車遅延を通知してみよう vol2 #nefry
開発ボード「Nefry BT」を使ったハンズオン会を開催しました。
4ヶ月ぶり2回目の開催です。前回と全く同じだったのは悔しかったので、ちょっと変えてる部分があります。一方で、今回のハンズオン会で見つけた課題もあったのでメモしておこうと思います。
ちなみに前回はこちら。
改善点
Groveコネクター
せっかくGroveコネクターを搭載しているNefry BTなので、ブザーをつけて鳴らしてみました。 山手線の発車メロディーを鳴らしてみたんですが、ややウケでした。
コードはこちらにあります。
スケッチのアップロード機能・ウェブコンソール機能
Nefry BTの良さ味である機能を、ハンズオン会の資料に盛り込みました。
スケッチアップロード機能は、Arduino IDEなどで、コンパイル済みのバイナリファイルを出力して、それをNefry BT上で動いているWebページでアップロードするだけで、そのプログラムが書き込める機能。
ウェブコンソール機能は、同じくNefry BT上で動くWebページ上でArduino IDEのシリアルモニタのようにログの確認と簡単な知りたる通信が可能。
どちらにも共通するのは、Nefry BTを直接PCにUSB接続しなくてもいいという点。物理的にNefry BTとUSB接続できないケースや、Nefry BTがPCで認識できないときなどでも、それなりに開発ができてしまう、素晴らしい機能です。
課題
USBメモリがさせないPC
参加者にはラップトップを持参していただき、ハンズオンを開催しています。そして、当日使うサンプルコードをUSBメモリに入れて参加者をコードをシェアしているのですが、今回は業務用PCを持参している方がいらっしゃいまして、セキュリティの問題でUSBメモリを刺せないという問題が。
事前にgithubでコードを公開していたので、そのリポジトリを教えてcloneしてもらってなんとかコードをシェアできましたが、色々と気づきが多かったです。
FTDIドライバーを入れたくない話
Nefry BTですが、USBシリアル変換にFTDIのチップを使っているので、FTDIのドライバーをインストールしていないと、PCでボードを正常に認識できないケースがあります。ただ、FTDIのドライバーのページが、パット見怪しいんですよね。よくわからないドライバーを入れるのに抵抗があって、ちょっと入れたくないっていうこともありますよね。
Nefry BTは先に述べた通り、直接Nefry BTをUSB接続しなくても、プログラムを焼いたり、シリアルモニタのようなものを使うことができるので、それで対応できなくはないですが。やっぱりUSB接続で通信できたほうが便利ですよね・・・。
PCのスペックが低いとコンパイルに時間がかかる問題
そうなんですよね。手持ちの非力PC(ASUS TRANSBOOK)もなかなかコンパイルできないことがあります。予め参加条件としてPCのスペック等を明記していませんでしたが、今後は何らかの記載をしなければいけないかもしれません。
というわけで
気づきが多かったハンズオン会でした。
事前の情報出しと、トラブルシューティング対応に改善の余地がありそうです。