UnityなAndroidアプリを作りたくて環境をセットアップしてみましたが、意外とクセモノだったのでメモしておきます。
私の環境
- MacBook Air (13-inch, Mid 2013)
- OS X Yosemite 10.10.5
- Android Studio (3.0) + それにバンドルされているSDK
- Unity (2017.2.0f3 Personal)
最新のAndroid Studioには非対応
かなり雑な言い方ですが、最新のAndroid StudioにバンドルされてるSDKをUnityで読み込ませても、UnityでAPKのビルドができませんでした。
SDKのパスをUnityで登録して、ビルドしようとすると、
Build failure
Unable to list target platforms. Please make sure the android sdk path is correct. See the Console for more details. See the Console for details.
こんな感じで怒られます。
ここの情報を参考にさせていただきました。tools(いわゆるコマンドラインツール)のバージョンが26.x.xだとUnityに対応していない模様。25.x.xなtoolsをどこからか落として来る必要があります。
しょうがないのでイチからセットアップする
ここからMac版のtoolsを落としてきます。
http://dl-ssl.google.com/android/repository/tools_r25.2.5-macosx.zip
Android Studioが参照しているSDKのディレクトリには、すでに最新のSDKが入っているので、他のディレクトリを適当に掘って解凍します。
この状態で、Unityでそのディレクトリを登録して、APKを作ろうとすると、別の理由で怒られます。
SDK Platform Tools version 0.0.0 < 23.0.0.
そりゃそうで、toolsとは別に、platforms、platform-tools、build-toolsのダウンロードが必要になります。tools/bin/sdkmanager
でそれらをコマンドラインからダウンロードしていきます。 platformsやbuild-toolsは、すべてのバージョンを落とす必要はありません。個人的にはAndroid 6.0以降の端末で動くAPKが作りたかったので、23(Android 6.0)〜25(Android 7.1)あたりのアイテムをインストールします。
Target SDK Versionは25にする
Min SDKもTarget SDKも23で良いかなと思ったんですが、Unityが生成するManifestに、25以降で対応するAttributeが存在するため、Target SDKは25にしておくと安心です。
Build failure
Failed to re-package resources. See the Console for details.
Targetが23のままだと、こんな怒られ方をされて泣きたくなります。
とりあえずAPKは作れるようになった
あとは実装するだけですね!(震え声)
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