揚げ物ではないです。
Flutter環境を構築中
前回Big Surの起動メディアを作って、家にある人柱になっても良さそうなMacBook Airにインストールしたわけなんですが。
個人的な信条としては必ずクリーンインストールをしないと気が済まないため、せっせと環境を再構築中です。その中でもFlutterの環境を構築しなおした時にハマったのでメモしておきます。
Flutterっていうのはこれ。これを読んでいる諸兄姉にとっては釈迦に説法かもしれませんが、Googleが開発したクロスプラットフォームなアプリを作れる仕組みです。
インストール方法も簡単で、ZIPファイルをダウロードして、展開して、パスを通すだけ。
$ cd ~/development $ unzip ~/Downloads/flutter_macos_1.22.4-stable.zip $ export PATH="$PATH:`pwd`/flutter/bin"
そして、プロジェクトを作るのもこんな感じ。
$ flutter create fluttertest
これでfluttertest
というプロジェクトができちゃいます。
早速Hello, world
あらかじめVS Codeをインストールの上、FlutterとDartのプラグインをインストールしておけば、VS Code上で開発ができちゃいます。
さらに、Android Studioがインストール済みで、ADB接続できる実機か仮想デバイスがあればVS Codeからその環境にアプリをインストールして実行することができます。
ここまではいいんですが。問題はここから。
Chromeで実行できない?
クロスプラットフォームの良さみを感じたくて、Chromeで実行しようと思ったわけです。FlutterのオプションでChromeでの実行を有効にしてみます。
$ flutter config --enable-web
これで、ビルド対象をChromeにして実行すれば大丈夫かなぁと思ったんですが・・・。
ビルド対象にChromeが出てきません・・・。
最初っから本家チュートリアルを見ればよかったんですが、
Flutter has early support for running web applications, but you need to be running the beta channel of Flutter at present.
というわけで、Beta版のFlutterを使わないとChromeで実行できなさそうです。
$ flutter channel beta $ flutter upgrade $ flutter config --enable-web
こんな感じで、Beta版に切り替えた後に、再度Chromeでの実行のオプションを有効にして、VS Codeを再起動すると・・・
ビルド対象にChromeが表示されました!Chromeを選択してビルドを行うと・・・
無事にChromeでも実行することができましたー。お疲れ様でした(笑)