対応というか、ワークアラウンド(震)
Raspberry Piでも動くようになりました
先日作った、このノードですが。
ARM環境では動作しない制約がありましたが、今回のバージョンアップでARMでも動作するようになりましたー。
Headlessモードが動作するChromiumのパスを設定できるようにしました。割と新しいRaspbianをお使いの方は、ただ単に/usr/bin/chromium-browser
と入力すれば動作します。
executablePath (Optional) You can specify chromium/chrome executable with the path. For those who use x86 arch, this can be blank, however, if you use this node on ARM arch (e.g. Raspberry Pi), you have to install headless-mode-available chromium-browser and set the path.
Fortunately, Raspbian OS (as of ver. April 2019) includes compatible chromium-browser, so just set /usr/bin/chromium-browser to this blank.
詳細
スクリーンショットをとるために使っているPuppeteer
ですが、内包してるChromiumがx86用で、ARM環境では使えないという問題がありました。本家Puppeteerでは、Chromiumの実行ファイルのパスを設定することができるため、別途インストールしたChromiumを指定することで、この問題は回避できるのですが、いわゆるapt
とかで取得できるChromiumは、Headlessモードに対応していないバージョンだったため、ちょっとした工夫が必要でした・・・。
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/www.raspberrypi.org
ところが、最新のRaspbianでは、Headlessモードに対応したChromiumがプリインされており、armv6・armv8の両環境で動作確認ができたため、今回のアップデートを行いました。
なので、このノードを使う人も、素のPuppeteerを使う人も、Raspberry Piで使いたかったら、
- 最新のRapsbianを使うべし
- launch()のオプションに、
executablePath : '/usr/bin/chromium-browser'
を設定すべし
ということになります。
良いパペットライフを。