Clovaでもスキル開発!
一般開発者でも作れるようになりました
Clova Extension Kit(以下CEKと呼ばせていただきます)がLINEから公開されて、私のようなウィークエンド・デベロッパでもClovaスキル開発ができるようになりました。
もちろん、無料で開発ができます。
CEKのPros.&Cons.
Google AssistantやAlexaから遅れて開発環境が揃ったClovaですが、大まかな開発方法は、先発組とほぼ同じなので、一度他のプラットフォームでスキルを作ったことがある人であれば、とくに躓くこと無くClovaスキルを開発できると思います。
また、無料でスキル開発ができ、スキル公開前に簡単に実機で確認できるのも、開発を効率よくすすめる上で非常に助かる部分であります。
ただし、ちょっと厄介なのが、スキルのメインの処理を行う部分はLINEから提供されていません。Google HomeであればFirebase、AlexaであればLambdaといった感じで用意されていますが、Clovaスキル開発では、その部分を自前で準備する必要がありますので、ちょこっとハードルが上がります。もちろん、FirebaseやLambdaも使えますので、慣れたものを使うといいかもしれません。
私はそのあたりが疎く、なるべく無料(しかもクレジットカード登録不要)で済ませたかったのと、人とちょっと違う方法で実装したかったので、今回はIBM CloudのFoundryを使うことにしました。
取り急ぎCEKを始める
dotstudioさんの方で、すでに素晴らしいチュートリアル記事がありましたので、そちらを参考に進めさせていただきます。
まずはLINE Developerにサインアップ。
LINEのアカウントでサインアップします。
サインアップ・サインイン後に、ダッシュボードからプロバイダを作成します。
その後、新しいスキル作成のためにチャネルを追加します。
スキルの名前やID(Androidのパッケージ名みたいなもの)を指定していきます。
サーバー設定の「ExtensionサーバーのURL」には、FirebaseやLambdaなどのコンピューティングサービスで作ったWebAPIのURLを入力しておきます。今回は、テキトーなURLを一旦入れておいて、あとからIBM Cloud Foundryで作ったWebAPIのURLを突っ込みます。
これ以降のフローでも情報の入力が求められますが、スキルを公開しないのであれば、全部が全部入力する必要はありません。
これでスキルの開発ができるようになりました。ちょっと長くなってしまったので、一旦ここまで。
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