たまには電車の話を。
富士急行線
先日、ふと山梨までドライブしてきたんですが、たまたま立ち寄った富士急行河口湖線の河口湖駅で、電車を眺めてきました。インプレをまとめておきます。
富士山ビュー特急
まず、最初に見つけたのは富士山ビュー特急。
真紅のボデーが印象的ですが、よく見ると(見なくても)「ああ、あさぎりね」と気付くとおもいます。そう、もともとJRで特急あさぎりとして運用されていた371系で、371系自体も1編成しか製造されなかった列車で、それだけでもかなりのレア感。それを富士急行はJRから譲渡してもらい、改造して今に至るという流れ。
納入された車両は同社の車両技術センターにて内外装の整備が施されたのち、「8500系」の形式名で2016年4月23日より「富士山ビュー特急」用として運行を開始している。
同社における富士山ビュー特急の取得・改造費用は総額470,699千円。
https://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%B5%B7371%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
7両固定編成から3両固定編成へ変更がされているものの、ふんわりでシュッとしたスタイリングは健在です。ちなみに、富士山ビュー特急のデザインは、あの水戸岡鋭治さんが担当したとのこと。
6000系 通勤型電車
電車を眺めてると、更に入線してきたのが6000系。どうみても205系ですね、ありがとうございました。
JR東日本京葉線などで使用していた205系電車を、3両編成化等の改造を施しており、中間電動車である旧モハ205形に新造した運転台および前面部分を増設して制御電動車としたほか、パンタグラフをシングルアーム式のFPS33E形に換装し、2基に増設している。また、使用線区の気候条件に合わせて、乗降扉の開閉ボタンの設置と暖房設備の追加による室内の暖房強化がなされている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E6%80%A5%E8%A1%8C6000%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
とはいえ、国鉄時代からの日本中で活躍した名車が、いまでも富士急行線で活躍していると思うと胸熱ですね。
モ1形
河口湖駅前に展示されているのが、モ1形。
富士山麓電気鉄道モ1形電車(ふじさんろくでんきてつどうモ1がたでんしゃ)とは、富士急行の前身である富士山麓電気鉄道が1929年(昭和4年)の路線(現在の大月線)開業に合わせて日本車輌製造本店で新造した電車である。
こんな感じで、誰でも見られる場所に、過去の車体が展示されているのはいいですね。いつかはステンレス車もこんな感じで展示されるのかな・・・。
名車・レア車が第二の人生を過ごす路線
もちろん、富士急行線のオリジナル車両もありますが、殆どがJRや京王の車両を改造したものが多いのが富士急行線の特徴。ただ、譲渡して運用しているわけではなく、富士急行線のエッセンスを取り入れた改造をしている点は非常に好感が持てます。一方で、JRからの乗り入れている列車もあり、成田エクスプレスも土日休日限定で乗り入れてたりするのもテンションあがりますね。河口湖行きのNEXとか、ちょっとザワザワします。
今度はちゃんと写真を撮りに来たいです。