やましいことなんてなにもない(震)
マウスとして振る舞うArduino
以前、Arduinoをキーボードデバイスとしてエミュレーションすることで、世にはびこる無駄な定型文をボタン一つで入力できるようにしました。 今回は、その応用とも言うべき使い方をしてみようと思います。
というのも、(細かいことは言いませんが)PCが勝手にスリープしてしまって、スリープ解除しようとしたらパスワードを求められて、めんどくさいなって思って、スリープに落ちる時間を調整しようと思ったら、なんか権限がなくて変えられなかったりすることってあるじゃないですか?あるんですよ。そういうときに、スリープに落ちないようにPCを起きたままにしておいてくれるデバイスがあればなぁと思い、作ってみました。
ATmega32U4搭載のArduinoでできる技
マウスやキーボードのエミュレーションは、どのArduinoでもできるわけではなくて、ATmega32U4が搭載されているものに限られます。が、互換ボードでも安くてATmega32U4を搭載しているものもあるので最高です。
こんな感じで「定期的にちょっと動かす」っていうルーティンを実装できちゃいます。
#include <Mouse.h> #define INTERVAL 1 * 60 * 1000 #define DELTA 10 void setup() { Mouse.begin(); } void loop() { Mouse.move(DELTA, 0, 0); delay(100); Mouse.move(0, DELTA, 0); delay(100); Mouse.move(DELTA * -1, 0, 0); delay(100); Mouse.move(0, DELTA * -1, 0); delay(100); delay(INTERVAL); }
これで、画面がロックされなくなるぞーーー!