結構力技。
みんな大好きNintendo Switch
家族の全員がポケモンSVに時間を溶かしていますが、皆様はいかがでしょうか。
推しはナンジャモで、ついついスクショをとりがちです。
ナンジャモかわいい https://t.co/GBdYOEJIZx pic.twitter.com/2aaa0YLBV0
— ポキオ (@pokiiio) 2023年2月26日
そのスクショなんですが、Nintendo Switchからスマホに転送する方法がかなりトリッキーだったので、気になる部分をメモしながら共有します。
Nintendo SwitchがAPになる
(ゲームしすぎなのはおいておいて、)撮影したスクショは下段のアルバムに保存されています。
こんな感じでスクショがずらりと並んでいますね。(スクショ撮りすぎ。)
繰り返しますが、ナンジャモは可愛い。
このご尊顔をAボタンから共有ができます。
SNSへの投稿もできますが、今回は「スマートフォンへ送る」というのを選びます。
10枚まで複数枚選択できる仕様のようですが、今回は1枚だけ送ります。
すると(1つ目の)QRコードを読んでね、画面に遷移します。実はこの裏ですごいことが起こっています。
このタイミングで、Nintendo SwitchがWi-Fiのアクセスポイントとして機能し始めます。そしてQRコードに接続に必要なSSIDやPWなどの情報が書かれていて、QRコードを読み取ったスマホがNintendo Switchに接続できるようになるというもの。
もう少し噛み砕いていくと、QRコードに書かれるデータの記述方法として、Wi-Fiの用のお作法があります。実際にNintendo Switch上に表示されているQRには、
WIFI:S:(Nintendo Switch APのSSID);T:WPA;P:(Nintendo Switch APのPW);;
こんな感じで書かれています。SSID・PWに加えて、セキュリティ方式(Nintendo SwitchはWPA)も指定されています。SSID・PWはランダムな文字列のようですが、見た感じ固定の文字列のようで、毎回変わるようなことはなさそうです。
そして、このWi-Fi情報が載ったQRコードは最近のスマホOS(というかQRリーダーアプリ)ではちゃんと解釈をしてくれるようで、読んだ瞬間にWi-Fiに接続するかどうかを聞いてくれます。そこからWi-Fi接続(切り替え)ができるようになっています。
コンテンツはWebページ上
さて、1つ目のQRコードを読んでWi-Fi接続ができると、Nintendo Switch上のQRコードは2つ目のものが表示されます。
2つ目のQRコードにはシンプルに下記のようなデータが書かれています。
あるサイトのURLのようですが、これはまさしくNintendo Switch上にWebページ(サーバー)があり、そこへアクセスするためのURLになってます。
URLをWebブラウザでアクセスすると、先程共有したナンジャモの画像がページ上に表示され、それを長押しして保存するなんとも古風な仕組みになっています。
細かいですが、SではないHTTPなページなので、ブラウザ上で怒られますが、まぁ良しとしましょう。
ということで
Nintendo Switchからスマホへのスクショ共有方法について観察してみました。極力スマホの設定をユーザーにさせず、QRコードを読むだけという簡単操作に徹底している部分が、任天堂のUXへのこだわりが感じられますが、技術的にはなかなかエグいことをしていました。ただ、いろんなOSや今後のOS仕様を吸収できるような仕様を考えると、必然的にこのような仕様にならざるを得なかったような気もします。
さて、レイドバトルに行ってきます。